新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応
2020年3月30日
新型コロナウイルス感染が拡大しておりますが、脳神経内科の患者さんが新型コロナウイルスに関して気をつけることを確認します。
- 1.基本的にはインフルエンザ等の感染対策と同じで、人混みを避ける、手洗い、うがいをする。ということになります。手指消毒はとても大事でアルコール手指消毒剤による手指消毒や石けんによる手洗いを行ってください。咳などの症状がある方は,咳やくしゃみの飛沫が飛ばないように,マスクやハンカチを用いて咳エチケットを行ってください。
- 2.感染が疑われる場合に医療機関に行く基準として、風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます),強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある場合です。この際は最寄りの保健所などに設置されている「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。
- 3.家族内に感染が疑われる人や濃厚接触者が出た場合は次の注意点が示されています。
- ①感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける
- ②感染者の世話をする人は,できるだけ限られた方(一人が望ましい)にする
- ③できるだけ全員がマスクを使用する
- ④小まめにうがい・手洗いをする
- ⑤日中はできるだけ換気をする
- ⑥取っ手,ノブなどの共用する部分を消毒する
- ⑦汚れたリネン,衣服を洗濯する
- ⑧ゴミは密閉して捨てる。
- ⑨トイレや洗面所は,通常の家庭用洗剤ですすぎ,家庭用消毒剤でこまめに消毒する
- ⑩タオルは共有しない
- 4.リハビリが必要な患者さんで、施設に行けない場合は運動療法を自ら続けなければなりません。自宅でできるストレッチや人混みを避けたウオーキングなどできる運動で体力を維持しましょう。薬はしっかりと時間通り服用しましょう。